マタニティー歯科再開いたします。

2020年05月26日

unnamed

生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中に虫歯の原因となる菌を持っていません。
虫歯菌はお母様など周囲の大人からうつってしまうことが最も多いのです。
また妊婦さんが歯周病だと、早産・流産・低体重児のリスクが高くなるという報告もあります。
安全な出産やお子様の健康のためにも、妊娠中から歯科治療・お口のケアに取り組みましょう。

img-maternity03

妊娠性歯肉炎が起こる理由

妊娠すると、女性ホルモンのバランスが変化し、歯肉炎や虫歯など口腔内の病気にかかりやすくなります。
つわりや食生活パターンの変化によって口腔環境が悪化したり、女性ホルモンが増加した環境を好む細菌が増えたり、粘性の高いプラーク(歯垢)が蓄積して口腔内が粘つき、唾液の分泌量が減ることによる口腔内の自浄作用が低下し、口腔内が酸性に傾いて、やがて歯肉炎となります。出産を終えてホルモンバランスが回復すると症状は軽減、消失します。

他の歯肉炎と同様に、歯肉の炎症や出血が主な症状ですが、痛みを伴わないため放置してしまう人が少なくありません。